この時期だから知っておきたい、お盆のこと

お墓を建てる・引越し・跡継ぎ・墓じまい・霊園・寺院探し

「お盆」と聞くと皆さんは何を思いつきますか?「お盆休み」と思い付く方もいらっしゃるかもしれません。私もそうです。連休が待ち遠しい時期になりました。もうすぐお盆になりますが、皆さんはお盆がどういったものなのかご存知でしょうか?今回はお盆に関することについて説明します。また牧之原石材のある地区(静岡県中部)ならではの風習も交えてお話ししてきたいと思います。

2016年6月26日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2018年8月7日に改めて公開しています。

目次

  • お盆とは
  • お盆と初盆は違うの?
  • まとめ

お盆とは

先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるようにと、家族や子孫が報恩や追善(亡くなった人の冥福を祈って生存者が善根を修めること)の供養をする期間を「お盆」と呼びます。【正式名称は盂蘭盆会(うらぼんえ)】
その期間とは旧暦7月15日前後で行われることが多いです。最近では8月13日から16日までの4日間が一般的です。関東の方では7月13日から16日間の地域もあるようです。
この期間は故人の霊が各家庭に帰ってくるといわれ、お供えものや提灯を飾ってお迎えします。玄関先で松明を焚きますがこれにも意味があります。まずは迎え火。迎え火というのは、戻ってくる先祖の霊が迷わないように、目印として火を焚くお盆の風習です。一般的には、盆入りの7月または8月13日の夕方に行われます。前日の12日に行う場合もあります。この日をお盆の迎え日とも呼びます。
次に送り火です。送り火とは、お盆の期間に一緒に過ごした先祖の霊を送り出す行事です。一般的に送り火は、迎え火を行ったときと同じ玄関先などで行います。送り火は、一般的に8月16日の夕方に行われます。前日の15日に行う場合もあります。この日をお盆の送り日とも呼びます。
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上の写真は皆さん一度は見たことがあると思いますが、これは精霊馬(しょうりゅううま)と呼ばれ、ご先祖様の乗り物として用意します。キュウリやナスに割り箸などをさして馬の形や牛の形にします。ほとんどは各家庭ごとで用意することが多いようです。さて、なぜ馬と牛なのかといいますと、キュウリの馬は足の速い馬に乗って早くあの世から家に帰って来られるように、ナスの牛は足の遅い牛に乗ってゆっくりあの世に戻って行くように、それからこの世からお供物をたくさん積んで楽に帰れるという役目があります。

お盆と初盆は違うの?

亡くなって49日法要が終わってから最初に迎えるお盆を初盆(はつぼん)または新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)と呼び、家の門口や、お墓に白一色の提灯を立てます。初盆以外のお墓には白と赤の色が入った提灯を立てます。地域によってはお盆の時期にとてもカラフルな燈籠をお墓に立てる地域もあります。
fh000013[1]_R静岡県牧之原地区の一部では、初盆の盆入りのお迎えの際、「百八体(ひゃくはったい)」を用意します。13日の夕方にご住職にお経をあげて頂いている間、ろうそく108本に火を灯し、故人や精霊たちをお迎えします。
初盆は故人の霊が初めて家に戻ってこられるので、初盆のほうが特に手厚く供養します。故人の好きだったものをお供えしたり、住職を招いて読経していただいたりと、丁寧にお迎えします。また親戚の方や故人に縁のあった方々がお参りにこられるかもしれませんので、通常のお盆よりも早めに提灯などを準備しておいたほうがいいかもしれません。

まとめ

お盆の期間は亡くなった方も各家庭に帰ってきています。家族でどこかへお出掛けも大切ですけど、実家に帰って家族で過ごすのも大事ですよね。お盆の時期にはぜひ、元気な姿を見せながらお墓参りや仏壇に手を合わせにお出掛け頂けたらと思います。

関連リンク:
初盆を迎えるにあたり準備するものとお供え物とは 
http://お墓参りに着て行く服に決まりはあるの?
http://夏場の「お墓参りのお花」のお悩み解決!

お墓を持たずに供養を検討している方へ
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福島真弓

福島真弓

アドバイザー部株式会社牧之原石材
牧之原石材のお客様担当係。
お客様の思いに寄り添い、墓所の案内やアドバイスをしている。
明るい笑顔に癒されるお客さまも徐々に増えてきているとか?!
二児の母、骨盤体操講師でもあり、健康・子育て・石材と、日々成長中。

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