こんにちは。近年、ライフスタイルの変化や少子化などで墓じまいや管理の手間がかからない霊園への改葬を検討される方が増えております。今回は、リフォームや墓じまいでお墓を解体するにあたり、解体作業の際にはどのような費用が必要なのか?工事費用の総額が分かっていても、どのような内訳になっているのかがわからないという方も多いと思いますので、解体費用の内訳を簡単に解説したいと思います。
2017年9月15日に公開した記事ですが、内容加筆、修正し2020年9月13日に改めて公開しています。
解体費用の内訳
お墓の解体は、解体したお墓を全て処分して更地に戻す場合と、解体したお墓を同じ墓地や他の墓所で再利用する場合で、費用の総額と内訳が異なります。今回は解体したお墓を全て処分して更地に戻す場合の内訳を解説します。
解体工事費
解体工事費は、解体工事に掛かる手間賃(人件費)です。墓地の条件によって工事の難易度も異なり、運搬機等が入れない場合は細かく砕いて、全てを人力で運び出すこともあります。特に土台の部分は、形状や作り方によって解体しにくい場合もあり、見た目より大変な作業です。
処分費用
解体したお墓の処分費用です。石材、コンクリート、土砂など材質ごとに分別して処分します。
機械・車両費
工事に必要な機械や運搬機、ダンプなど車両に掛かる費用です。諸経費に一緒に含まれる場合もあります。
諸経費
お墓を解体した後の墓地に砂利を敷いたり、工事に必要な消耗品等に掛かる費用や事務処理等に掛かる費用です。機械や車両の費用を一緒に含んでいる場合もあります。
特殊車両費
墓地が山の上など高所にあったり、機械や車両が近くまで入れない場合などは、レッカー車などの特殊車両が必要になります。
特殊工事費
お墓を解体する事により、近隣のお墓が崩れてしまわないように土止めなどの補強工事が必要な場合があります。土台部分が連結になっているお墓などには必要な工事です。通常の解体工事に追加して必要な工事がある場合の費用です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?お墓を解体するのにも、解体するお墓の場所や立地条件、お墓の材質や形状などにより、費用の総額も内訳も異なります。実際に工事をしたら予定より費用が掛かってしまったという事もありますので、事前に現場確認をしてもらい、見積書を出してもらう事をお勧めします。お墓を建て直す場合には、新規に建てる費用にプラスして必ず解体の費用が必要になります。展示場のお墓の金額やカタログやチラシなどのお墓の金額だけでは工事ができませんので注意してください。牧之原石材では、無料で見積り対応しておりますので、お電話もしくは下記お問合せフォームにてお気軽にご相談ください。
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磯部美智代
その後、縁あって当社に入社し、主に墓石の文字・絵の彫刻原稿を担当。
お客様の想いを表現し、満足していただけるような提案を日々心がけている。

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