石材店だから分る!五輪塔の構造と移り変わり

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こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です。お墓の中には日本人になじみの深い「和型墓石」最近ではその和型墓石よりも人気のある「洋型墓石」といった大きく2つの種類のお墓が存在します。しかしそれ以外にも特徴的な形をした「五輪塔」というお墓があるのをご存知ですか?絶対数こそ多くはありませんが、どの墓地でもよく見かける事のあるお墓です。その形から印象に残りやすいお墓ですが、お客様の中には「五輪塔ってどういう構造しているの?」といったご質問を受ける事もあります。そこで今回は「五輪塔の構造」について、さらに「五輪塔の移り変わり」についてご説明させていただきます。

 

目次

  • 五輪塔の構造
  • 五輪塔の移り変わり
  • まとめ

五輪塔の構造

それでは早速五輪塔の構造をご説明させていただきます。現在建てられている五輪塔は、それぞれが独立して作られていて、それらの石を積み重ねる事で五輪塔となります。上から4番目の丸い部分、正式には水輪と呼ばれる部分ですが、完全な球体になっている訳ではなく、上下別の石と接する面は平らになっていると共に、石が凹凸の形に加工されていて、その部分をはめ込む事で石の安定性を高めています。

それぞれを積み上げている様子
それぞれを積み上げている様子
石のはめ込み部分
石のはめ込み部分

五輪塔の移り変わり

一般的な和型墓石よりも古いとされている五輪塔ですが、現在の形になるまでどういった変化があったのか、「五輪塔の移り変わり」をここでご紹介させていただきます。

五輪塔の大まかな形、上から小さい石が2つ、その下に屋根のような石、大きな丸い石、その下にそれを支える石といった形に大きい変化はありません。しかし昔は今のような加工を行う機械が無い為、今回紹介させていただいた石同士をはめ込む凹凸もありませでしたし、石の種類も今より柔らかい石で作成されていました。その中には1つの石を削って作られた五輪塔、大小異なる石を積み重ねただけの五輪塔等も確認されています。他にも五輪塔の輪郭を彫った石など存在しています。そこから加工の技術、機械等の誕生を経て、今では昔の五輪塔とはまるで別物のような質の高い五輪塔が作られています。

様々な五輪塔
様々な五輪塔

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「五輪塔の構造」と「五輪塔の移り変わり」についてご説明させて頂きました。今回の五輪塔に限らず、お墓の構造がどうなっているかご存知の方は少ないかと思います。既にお墓をお持ちの方でもこれから考えている方でも、こういった少し専門的な知識も覚えておく事自体損にはならないはずです。また今回の記事で、「五輪塔って他のお墓と形が違うから高いんじゃないの?」や「石同士をはめ込む凹凸があっても、地震に弱いんじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。勿論それらの事についても後日、別記事でご説明させていただきますのでご期待下さい。

お墓を持たずに供養を検討している方へ
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マキセキオフィシャル

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静岡県全域でお墓の建立と霊園運営しているお墓のプロ、牧之原石材です。お墓のプロが送るお墓や霊園、葬儀マナーなど意外と知られていないお墓の情報を発信しています。

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