建てたお墓が傾いた!その理由と対処法

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こんにちは!牧之原石材工事部の大澤です!本日ご紹介させていただく内容は、「お墓が傾いてしまったのだけれどもどうすればいいのか?」といった内容でご来店されるお客様がいらっしゃいます。また工事部として各霊園等に工事に入った際に傾いてしまっているお墓を目にする事があります。「最初からお墓が傾いていた!」または「年々お墓が傾いてきた!」というお話を聞く機会も少なくありません。どうした事から何が原因でお墓が傾いてしまうのか?お墓が傾いてしまった場合はどうすればよいのか?様々な状況がありますが、ご説明させていただきたいと思います。

目次

  • お墓が傾いてしまう原因とは?
  • お墓が傾いてしまった時の対策とは?
  • まとめ

お墓が傾いてしまう原因とは?

それでは最初にお墓が傾いてしまう原因をいくつかご紹介させていただきます。
① まず一つ目の原因は地震や木の根っこ、又は不十分な基礎工事やもともと地盤が弱かった為に起こりうるお墓の基礎からの傾きです。このお墓の基礎からの傾きの場合お墓全体が地面に沈み込むようにお墓の土台から一番上の竿石までがほぼ同じ方向に傾いてしまいます。特にお墓の基礎の更に下の部分の地盤が緩いもしくは脆い場所、例えばお墓の回りが田んぼや池の様な水辺に近い場所、斜面になっている頂点付近にお墓を建てる場合はお墓を建てた後に地震等による振動、ゲリラ豪雨等の水害により、お墓が傾き易いと言われています。
② 次のお墓が傾く原因は、お墓に使用する石自体の劣化や破損、不十分な施工によるお墓の傾きです。最近のお墓に仕様されている石は殆どが天然の御影石と呼ばれる種類の石の為、経年劣化する速度は遅くとても頑丈ですが、一昔前のお墓に使用されていた石は御影石と比べると経年劣化しやすい物でした。そのためお墓を建ててからの時間が経過し、雨風に長い間さらされ続けているとどうしてもヒビ、削れ、そこから石が割れたり欠けたりしてしまいます。特にお墓の土台に使用されている石がその様な破損をし始めてしまうとそこからお墓のバランスが崩れ、さらにそのバランスの崩れが新たな破損部位を生み出し、お墓はどんどん傾いていってしまいます。それとは別に御影石を仕様していてもお墓を建てる際の施工が手抜きやいい加減なものであったりすると、いくら経年劣化をしにくい御影石でも一点に重さを受け続けたり、バランスの悪い状態でお墓を建ててしまうと、石の破損に繋がりそこから徐々に拡散して、お墓全体のバランスを崩してしまい、新たな破損部位を造り出してしまうため、お墓の傾きももちろんの事、お墓の寿命を縮めてしまいます。

お墓が傾いてしまった時の対策とは?

さてそれでは上記したように、様々なお墓が傾く原因をご紹介させていただきましたが、各項目毎にそれに対する対策をご紹介させていただきます。

まずはの様な場合、お墓の立っている場所の地面から、いわゆるお墓の基礎の部分からお墓全体が傾いてしまった場合の対処方法です。この場合の対処方法は一度お墓をすべて分解し、もう一度お墓の基礎工事から行う方法が一般的です。お墓の立っている地盤が緩い、もしくは脆い地盤の場合、その原因に対する処置が行われて無く、お墓の重量を地盤が支えきれていない為、今後もさらにお墓の傾きがひどくなる事が予想されます。したがってそのまま放っておくと最悪お墓は倒壊してしまう恐れがあります。そのためお墓の立っている地盤を緩い、脆い場所に適した方法で施工する必要がありますので一度お墓を分解する必要があります。この場合の対策は1からお墓を建てる事とほぼ同じで、時間費用共に掛かってしまいますが、先ほどもご説明させていただいたように、お墓が基礎の部分から傾いてしまった場合、そのまま放っておくとご先祖様達が眠っているお墓が倒壊してしまう恐れがある為、先延ばしにせず早めの対策を練る為に、一度石材店へのご相談をオススメします。

次にの様な場合、石自体の破損等や、不十分な施工といった、主にお墓の部分的な傾きに対する対策をご紹介します。まずは石の劣化や破損による傾きの対策ですが、その場で傾きを調整できる施工を行える軽微な破損等による傾きの場合は、その場で破損が見られる部位までを取り外し傾きの調整が出来ます。しかし破損が激しい場合は加工が必要な場合もある為、取り外した石を石材店の工場等で加工調整した後に再度現場等でお墓を据付ます。同じく不十分な施工による傾きも、各現場等で一度お墓に対する施工の状態等を確認し、そのまま修正、十分な施工が行えるのならばその場で行う事が出来ますが、修正に必要な物品や工具があったり、大きな石の加工が必要な場合はお墓のその部位までを取り外し、石材店所有の工場等で加工した後再度お墓を据付けます。他にも石の交換や石の追加による補修等その施工方法は傾きの度合いや施工方法、予算等に応じて様々です。

それでは傾いてしまったお墓の実例と補修後のお墓の写真を1つ掲載させていただきます。

傾き

 

この様に特に右のお墓が大きく傾いてしまっているのがおわかりになるでしょうか?この場合は基礎の補修は行わず、傾いたお墓の部分のみを一度解体、再度耐震処置も行いながら組み上げる事で↓の様に補修する事が出来ました。

傾き2

まとめ

いかがでしたでしょうか?今日はお墓が傾いてしまう原因及びそれに対する対策をご説明させていただきました。しかし、お墓の立っている場所、お墓の基礎やお墓自体の施工方法、お墓の形や種類等全く同じお墓という物は存在しません。そのため傾いてしまっているお墓を実際に見るまでは、お墓が傾いてしまっている原因及び対策等は出来ません。そのため、「費用が掛かりそう、時間が掛かるのかな。」といった心配をなされている方もいらっしゃるかもしれません。しかし一度、できれば信頼出来る石材店を訪れていただき、相談をしてみてはいかがでしょうか?実際に傾いてしまったお墓を見てもらい、見積りを出してもらうのも一つの案だと思います。

他にも費用の面が気なってしまう方の場合、当社の場合はお墓を建て終わった際に「保証書」を発行しています。他の石材店でも保証書をしっかりと発行してもらっていれば、お墓の傾きはもちろん、その他建てたけど気になる箇所がありましたら、その保証書を発行した石材店、お墓を建てた石材店に相談し、保障がきくのかを相談なさってみて下さい、またこれからお墓を建てようと思っている方は、不測の事態に備える為お墓を建てようと思っている石材店が保証書を発行しているかを確認する事も、石材店選びの一つの目安となりますのでお墓に対する保証書の有無という事を覚えて置くと後々の為になるかと思います。更にいざお墓を建てる際にお墓の形であったり、種類に意識が向きがちですが、基礎工事、地盤対策をしっかりと行った強固な基礎があるからこそ、その上に建つお墓が映え、何年にもわたり安心してご先祖様の供養を行う事ができます。そのため石の種類や形に向いていた意識をほんの少しだけお墓を建てる地盤に向け、その地盤に合った基礎工事を行って貰えるように一度石材店の方に相談を行ってみてはいかがでしょうか?

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静岡県全域でお墓の建立と霊園運営しているお墓のプロ、牧之原石材です。お墓のプロが送るお墓や霊園、葬儀マナーなど意外と知られていないお墓の情報を発信しています。

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