永代供養を検討されている方へ、もう一度お墓のことを考えましょう

161116藤田「永代供養を検討されている方へ、もう一度お墓のことを考えましょう」

お墓を建てる・引越し・跡継ぎ・墓じまい・霊園・寺院探し

皆さんこんにちは。アドバイザーの藤田です。
本日は今までも何度かブログのテーマとして扱ってきた「永代供養」について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
今まで自分もアドバイザーという立場からお客様の「終活」の相談に乗らせていただき、アドバイスなども行ってきました。しかし最近自分の身内の具合が悪く、自分自身「終活」というものに直面し、当事者と周囲の人間の考えに隔たりがある事を感じました。
今回は最終的な供養の選択肢が多くある中「永代供養」を選ぶ理由、その結果どうなるのかを検証したいと思います。
(このブログ記事は私的な考えも多く含まれています。)

目次

  • 「永代供養」を選ぶ理由
  • 「永代供養」のメリット
  • 「永代供養」のデメリット
  • まとめ

「永代供養」を選ぶ理由

「永代供養」を選ぶ方の多くの理由としては「承継者」の問題があります。昔は家督制の考えが強く、長男(長女)は家を継ぐものとして考えられ墓守も継承してきました。現在は少子化もあり「家を継ぐ」という考え自体が希薄になっており、両親を実家に残し、新たな生活基盤を持つことが「普通」の事となっています。
また、子供も健在であるのに「永代供養」を選ぶ人の多くは自分自身は「散骨でいい。」と考えている人を多く見受けます。

「永代供養」のメリット

「永代供養」のメリットとしては大きく3つあると思います。
①一般のお墓と比べて費用が安い
通常のお墓を作る場合、静岡県においては平均で120万円ほどかかり、維持管理していく管理料もかかってきます。寺院墓地の場合さらに護寺会費や付け届けなどかかってくる場合もあります。
永代供養の場合、安い所では10万円、平均でも30~50万円ほどで、その他費用が掛からないことが多いです。(一部管理料等発生する所もあります。)
②自分たちに代わり供養・管理してくれる。
遠方に暮らす場合、なかなかお参りに行けない方もいるかと思います。それでも永代供養の場合には寺院等が普段のお掃除や供養(読経など)をしてくれますので、供養をしてもらっているという安心感が持てます。
③色々なタイプが選べる
個別タイプや合祀タイプ、期限などを選ぶこともできます。

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「永代供養」のデメリット

「永代供養」のデメリットとしては大きく3つあると思います。
①「お墓参り」が出来なくなる。
厳密にいうとお参り(供養)は出来ます。しかし従来のお墓参りのように、「ゆかりのある土地でお墓周りのお掃除をして、お花を供えて親族で集まってご先祖を供養する。」事が出来なくなります。
②ご遺骨を取り出せなくなる。
個別での永代供養もありますが、そちらも永遠ではなく一定の期間が経つと「合祀」されてしまうことが多いです。「合祀」されるとほかの方のご遺骨と一緒になりますので取り出しが出来ません。
③家族間、親族間でのトラブル
近年はそれでも理解されるようにはなってきましたが、家族・親族の中には「お墓を継ぐ人がいるのになぜお墓に入れてあげないのか?」とお怒りになるケースもあります。当人が希望していたこととはいえ、残された親族には納得できされずトラブルになるケースもあります。

まとめ

今回このブログを書いたのは、自身の親がすでにお墓を作ってあるにもかかわらず、「散骨もしくは樹木葬のような形か永代供養にしてくれればいい。」と言いだしたことにあります。
当人の希望もかなえてあげたいが、残された家族としてはお墓でしっかりと弔ってあげたい気持ちがあり、どちらも正解も不正解もありません。
ただ、私はお墓というものは残された人たちの心の拠り所としてあるものだと考えています。当人の気持ちも大事ですが、残された家族が今後生きていく上で故人を偲び供養していくのが一番良いと思います。
「永代供養」を考えている方、もう一度家族と向き合って一番いい形を検討してみてください。

お墓を持たずに供養を検討している方へ
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藤田真吾

藤田真吾

アドバイザー株式会社牧之原石材
延べ20年間静岡の主幹産業である茶業界を務める。
人と接することの楽しさと喜びを知り、牧之原石材でアドバイザーの道を選ぶ。お客様の想いを汲み取り、より良い提案を心がけて奮闘中。
プライベートでは4姉妹の父。子供の成長していく姿が何よりも楽しみという女の子に囲まれた心優しい父でもある。

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