コラム

よりそうお葬式は最悪?追加費用と支払いの落とし穴を回避

よりそうお葬式は最悪?追加費用と支払いの落とし穴を回避
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「よりそうお葬式は最悪?」——多くは“想定外の追加”と“連絡不足”が原因です。本記事は申込前に確認すべき「含まれるもの/含まれないもの」「連絡の約束」「支払い方法」を具体的に整理し、小さなお葬式との違いも数値で比較します。

この記事のポイント

 よりそうお葬式は提携紹介型。申し込み前に、プラン内容と追加費用の有無を必ず確認しておきましょう。

この記事で分かること

よりそうお葬式は提携葬儀社を手配する紹介型サービスです。

追加料金の発生条件・含む/含まないの線引き、支払い方法やキャンセル規定を事前確認すれば大半の不満は回避できます。

相場と比較軸を整理し、「小さなお葬式」等との違いも数字で検討します。

要点(短く)

結論
よりそうお葬式は提携葬儀社を手配する紹介型サービス。プラン表示と実費の境界、式場料などの含有範囲を比較して選ぶのが基本です。

進め方(6ステップ)
以下の手順で進めます。

  1. 事前相談
  2. 同条件の見積比較
  3. プランに含む/含まない確認
  4. 式場・火葬場確保
  5. 支払い方法確定
  6. 請求書照合

チェックすべき要点(5つ)
作成する時は次の要点を確認します。

  • 提携社手配型の仕組み
  • 追加料金の発生条件
  • 式場料・宗教者謝礼の扱い
  • 小さなお葬式との比較軸
  • 支払い方法と期限

要点まとめ|よりそうお葬式は誰に向く?(追加料金と含有範囲を先に確認)

喪主(申込者)が、申込前に「含む/別料金」と連絡の約束・支払い方法を、紙やメールで確認しましょう。

よりそうお葬式は、提携する葬儀社を手配する紹介型サービスです。申し込み前に、プランに含まれる費目別料金になる費目(式場使用料・火葬料金・宗教者謝礼など)を文書で照合すると、費用の食い違いを避けられます。

紹介型は会場や距離、数量で最終金額が変わりやすいため、条件と単価を先にそろえることが重要です。疑問点はその場で口頭ではなく、メール等で回答をもらい記録します。

おすすめできる人/おすすめしない人

おすすめできるのは、小〜中規模の葬儀で費目を管理したい家族会場の選択肢を広く持ちたい人同条件で複数社の見積を比べたい人です。提携ネットワークから適した施行社が割り当てられるため、地理や日程の柔軟性を得やすいです。

一方で、特定会館・特定担当を指名したい演出を細部までカスタムしたい超短納期で自社会場を確実に押さえたい場合は不向きです。その際は直営会館型や地場の専任葬儀社を含めて検討します。

「最悪」を避ける要点(連絡体制・見積定義・変更締切)

不満が起きやすいのは、追加費用の条件を共有していない連絡の目安時間が決まっていない数量確定の時刻が曖昧なときです。まず、含む/別料金を一覧化し、火葬料金・式場使用料・安置延長・搬送距離・返礼・料理・宗教者謝礼単価と数量の起点を文書化します。

次に、連絡の目安時間を取り決めます(例:日中は3時間以内に一次返信、夜間は翌朝10時まで)。変更の締切は「前日17:00まで数量変更無料、以降は実費加算」のように時刻と条件で確定し、見積は版番号を付けて更新履歴を共有します。

紹介型サービスの仕組み(提携葬儀社と担当の役割)

窓口(コールセンター等)が初期相談・条件整理・見積提示を担当し、提携葬儀社の現場担当が会場・人員・物品手配を行います。この分業のため、条件変更の反映が遅れると齟齬が生じやすいです。

議事録を用いて、依頼内容・数量・担当・期限を共有し、ステータスを確定・保留・未定で管理します。比較検討では、他社とも同条件で総額を横並びにして評価します。

料金・相場・期間の目安|プラン別総額と追加費用の発生点

公式の税込価格と「含む/別」を先に確認し、最終的な総額で比べましょう。

よりそうお葬式は「よりそう火葬式」83,600円(税込)〜(火葬料金は別)、「家族葬(セット)」297,000円(税込)〜の表記があります。

小さなお葬式は「小さなお別れ葬(直葬)」99,000円(税込)、「小さな一日葬」385,000円(税込)〜で、祭壇グレードにより段階的に上がります(例:495,000円/605,000円/715,000円/935,000円/1,155,000円・いずれも税込・火葬料金別)。

ここから、式場使用料・火葬料金・宗教者謝礼などがプランに含まれるのか/含まれないのかを見積で必ず照合します。

直葬・家族葬・一般葬の具体価格と「含む/別」(式場料・宗教者謝礼)

直葬(火葬式):よりそう「よりそう火葬式」83,600円〜、小さなお葬式「小さなお別れ葬」99,000円〜(いずれも税込)。多くの地域で火葬料金はプランに含まれません。支払い先や金額は自治体や火葬場で異なるため事前確認が必要です。

一日葬・家族葬:よりそう「家族葬(セット)」297,000円〜、小さなお葬式「小さな一日葬」385,000円〜(いずれも税込)。式場使用料・宗教者謝礼・返礼・料理はプランに含まれない場合があります。申込前に「含まれるもの/含まれないもの」を一覧で確認しましょう。

  • 式場使用料:上限額や別請求の有無(上限超過の差額が発生することあり)。
  • 宗教者謝礼:読経回数・戒名(法名)などの取り扱いと支払い先。
  • 火葬料金:原則別。待合室の利用有無で金額が変わるケースあり。

追加料金の代表例(安置延長・搬送距離・数量増)

どの条件で追加されるかを先に確定し、単価と確定時刻を文書で共有します。

  • 安置延長:プランに含まれる日数を超えた分は1日あたりで加算。
  • 搬送距離:寝台車・霊柩車の基本距離を超えるとキロ単価で加算。
  • 付き添い安置:別料金(例:1日55,000円(税込)などの設定があるプラン)。
  • 式場使用料:プランの上限を超えた分は差額請求。
  • 返礼・料理:数量確定時刻以降の追加分は実費で加算。

よりそうでは火葬料金や僧侶手配(火葬式で仏具付き+22,000円(税込)など)が別立てになる案内があります。小さなお葬式では安置日数超過・付き添い安置・式場上限超過などの加算に注意が必要です。双方とも「いつ・何が・いくらで増えるか」を先に明文化しましょう。

日程確定〜通夜・告別式までの期間と混雑影響

ご逝去から24時間は火葬できません。そのため最低1日は安置が必要です。火葬場・式場の混雑がある時期は日程が後ろ倒しになり、安置とドライアイスの費用が増えやすくなります。

  • 火葬場・式場の空きを早めに押さえ、安置可能日数を確認。
  • 安置延長の1日あたり単価とドライアイス補充の頻度を明記。
  • 搬送の待機費や夜間帯の割増の有無も要確認。

見積書の見方(品目/仕様/数量/単価/合計の確認)

見積は「品目/仕様/数量/単価/合計」を横並びでチェックし、含まれるもの/含まれないものと数量の確定時刻を合わせます。次の観点で差分を抽出してください。

  • 式場使用料:上限値・超過条件・時間帯加算の有無。
  • 火葬料金:地域別の支払い先・金額・待合室利用の扱い。
  • 安置・ドライアイス:含まれる日数・延長単価(1日あたり)。
  • 搬送距離:基本距離・超過単価・夜間割増の有無。
  • 返礼・料理:数量の確定時刻(例:前日17:00)と最低注文数。
  • 宗教者:手配元・読経回数・謝礼の支払い形態(現金/振込)。
  • オプション:火葬式の僧侶オプション(仏具付き+22,000円(税込)等)の合計影響。

比較の出し方:人数・会場・移動距離・安置日数・読経回数を同じ条件にそろえ、「プラン料金+式場使用料+火葬料金+追加分」の小計を双方で並べ、最終合計で判断しましょう。

評判・口コミの読み解き方|事実と感想を分けて検証

口コミは日付と条件を特定し、請求書などの事実と感想を切り分けて判断しましょう。

よりそうお葬式に限らず、葬儀サービスの評価は、料金や連絡の速さに関する感情が混ざりやすいです。まず「いつ・どの形式(火葬式/一日葬/家族葬)・人数・会場・移動距離・安置日数・読経回数」を特定して、同条件の見積・請求書の記載と照合します。

次に、記載が事実(金額・数量・締切)なのか、体験の感想(対応が遅い・説明が不足など)なのかを分けて読みます。同じ条件で比較しないと結論が歪むため、少なくとも費目と数量の一致を確認しましょう。

良い評価:費用説明の明確さ・提案の迅速性

好評な事例では、最初の段階で「プラン料金」「式場使用料」「火葬料金」「宗教者謝礼」「返礼・料理」などの費目が一覧で提示され、数量と確定時刻まで示されています。どの条件で追加になるかが先に説明されると、後日の齟齬が起きにくいです。

また、式場と火葬場の空き状況、搬送手配、安置先の確保、当日の流れをまとめて提示する迅速さも評価につながります。連絡はメールで要点を箇条書きにし、見積を添付する形にすると家族内の共有がスムーズです。

気になる声:「追加料金」「担当差」「連絡の遅れ」

不満で多いのは、申込時の想定と請求の差です。安置延長、搬送距離の超過、式場使用料の上限超過、返礼・料理の当日追加など、どの条件で追加されるのかが共有不足だと「想定外」に感じます。

担当者ごとの説明の粒度や返信の速さの違いが気になるという声もあります。連絡の目安時間(例:日中は3時間以内、夜間は翌朝まで)、代替連絡先、当日の窓口一本化を先に決めると、体感差が小さくなります。

検証手順:最新性・事例妥当性・出典の扱い

まず口コミの投稿日を確認し、価格や運用が変わっていないかを見ます。次に、式の形式・人数・会場・移動距離・安置日数・読経回数が一致しているかをチェックし、違えば結論をそのまま適用しないようにします。

出典は複数を突き合わせます。体験談やSNSは参考情報として扱い、最終判断は公式のプラン情報や実際の見積・請求の記載で裏付けます。比較表を作り、費目・数量・単価・合計を横並びにして差の理由を明確にしましょう。

比較検討|小さなお葬式との違いと選び分け

公式プラン名と税込価格、そして「含まれるもの/含まれないもの」をそろえて、最終合計で比べましょう。

よりそうお葬式は紹介型で提携葬儀社が担当します。小さなお葬式も同様に紹介型ですが、プランの段階や式場の提示方法、決済の取り扱いに違いがあります。以下では、両社の代表的プラン名と税込価格、そして比較の観点を具体的に示します(価格は公式表記の例。地域・時期・会場により変動します)。

プラン構成と「含まれるもの/含まれないもの」の違い(式場料・返礼・料理)

よりそうお葬式の例:
・「よりそう火葬式」83,600円(税込)〜(火葬料金は別の案内が一般的)
・「家族葬(セット)」297,000円(税込)〜(式場使用料・宗教者謝礼・返礼・料理は別計上になる場合があります)

小さなお葬式の例:
・「小さなお別れ葬(直葬)」99,000円(税込)
・「小さな一日葬」385,000円(税込)〜(祭壇グレードで495,000円/605,000円/715,000円/935,000円/1,155,000円などに段階化。多くのケースで式場使用料・宗教者謝礼・返礼・料理は別)

確認ポイント:両社とも、火葬料金・式場使用料・宗教者謝礼・返礼・料理がプランに含まれないことがあります。申込前に「含まれるもの/含まれないもの」を一覧化し、数量確定の時刻(例:前日17:00)や超過条件(式場時間超過・安置日数超過等)を文書で固めましょう。

ネットワーク・式場の選択肢・搬送体制の違い

紹介型は、地域・日程・移動距離で手配内容が変わります。候補式場の提示数、搬送料金の起点距離、夜間帯の割増有無、安置先の確保方針(病院→安置施設→式場)を、両社とも同じ条件で比較します。

  • 式場:最寄り駅からの徒歩分数、駐車台数、バリアフリー、待合室の有無を一覧化。
  • 搬送:基本距離と超過単価、夜間帯・待機の加算有無を明記。
  • 安置:含まれる日数、延長1日あたりの単価、付き添い安置の可否と費用。

総額での横並び比較の出し方(同条件・同数量で統一)

比較の誤差は「条件がズレている」ことから生まれます。次の表形式で両社を同条件にそろえ、最終合計(プラン料金+式場使用料+火葬料金+追加分)で判断します。

項目:方式/内容/目安価格(税込)/注意点
よりそう(家族葬セット)/プラン本体/297,000円〜/式場・宗教者・返礼・料理は別となる場合あり

小さなお葬式(小さな一日葬)/プラン本体/385,000円〜(祭壇段階で上昇)/式場・宗教者・返礼・料理は別となる場合あり

共通(直葬)/よりそう火葬式 83,600円〜/小さなお別れ葬 99,000円〜/火葬料金は別のことが多い/自治体・火葬場で差

実務のコツ:人数・会場名・移動距離・安置日数・読経回数・数量確定時刻を一致させ、見積の「品目/仕様/数量/単価/合計」を横並びにして差額の理由を特定しましょう。問い合わせの回答は口頭で終えず、メールで記録に残すと齟齬を防げます。

支払い方法と契約条件|カード・分割・請求書の実務

支払い手段と締切、請求書の発行条件を申込前に書面でそろえ、家族で共有しましょう。

葬儀費用の支払いは、サービス側の決済(プラン代など)と、式場・火葬場・宗教者への直接支払いが混在する場合があります。カード可否や分割の条件、振込手数料や支払期限は事業者や会場で異なるため、見積と同じタイミングで書面化し、家族内で確認します。

加えて、キャンセルや日程変更に伴う費用、安置延長や夜間搬送の加算など「条件が発生したら追加になる項目」を先に特定します。口頭説明だけで進めず、メールで要点を残すと齟齬を減らせます。

支払い手段の可否(カード/振込/分割)と手数料

支払い手段は「カード決済」「銀行振込」「現金」「分割(信販)」「立替精算」などが考えられます。どれが使えるかは事業者や会場ごとに異なるため、申込前に以下を確認しましょう。

  • カード:利用可否、利用可能ブランド、上限額、分割・リボの取り扱い。
  • 振込:入金期限、名義・支店・手数料負担の扱い、請求書の発行有無。
  • 分割:利用条件(審査の要否、最長回数、金利・手数料、必要書類)。
  • 現金:上限額、領収書の発行形態、当日支払いの可否。
  • 立替:香典や返礼・料理の当日精算を誰が立替えるか、清算方法。

ポイントは「誰に・いつ・いくら支払うか」を表にし、サービス側への支払いと、式場や宗教者への直接支払いを分けて整理することです。振込手数料やカード手数料が発生する場合は負担者を明記します。

請求タイミング(申込金・前払い・後払い・立替)

請求のタイミングは大きく「申込金(予約金)」「前払い」「後払い」「当日現地精算」「立替精算」に分かれます。混在することがあるため、書面で時系列に落とし込みます。

  • 申込金:金額、支払い期限、返金条件(キャンセル時の取り扱い)。
  • 前払い:対象(プラン本体など)、支払い期限、支払方法。
  • 後払い:対象(式場使用料など)、請求書の発行日・支払期限。
  • 当日精算:返礼・料理・待合室料などの当日追加分の扱い。
  • 立替:担当事業者が立替える費用の範囲と清算日、領収書の帰属。

家族間の役割分担(支払担当・請求書受領担当)を決め、請求書の宛名・住所・但し書きを事前に確定しましょう。後日の控除や香典返し処理を考えると、領収書の名義管理が重要です。

キャンセル・変更規定とペナルティの確認ポイント

キャンセルや日程変更では、すでに発注・手配された実費、人員手配費、式場の取り消し料などが発生する場合があります。いつから何%、どの項目が対象かを明確にします。

  • キャンセル料:起算点(申込時/手配着手時)、料率、上限、返金方法。
  • 日程変更:式場・火葬場の変更手数料、安置延長の費用(1日あたり)。
  • 数量変更:返礼・料理などの確定時刻(例:前日17:00)以降の追加・減数の扱い。
  • 夜間・早朝:搬送や立会いの時間帯加算の有無と単価。
  • 書式:キャンセル・変更の申請方法(メール・書面)と受付時間。

最後に、確認事項をチェックリスト化して共有しましょう。

  • 支払い手段(カード/振込/分割)の可否と手数料を確認した。
  • 申込金・前払い・後払いの金額と期限を書面で確定した。
  • キャンセル・変更の料率と起算点、申請方法を把握した。
  • 当日追加(返礼・料理・待合室料等)の計上方法と支払先を確認した。
  • 請求書と領収書の宛名・但し書き・発行元を決めた。

依頼手順とチェックリスト|失敗を防ぐ進め方

見積の条件統一・連絡体制の合意・当日の窓口一本化を先に決め、請求書で最終照合しましょう。

紹介型サービスは情報が分散しやすいため、最初に「比較条件」「連絡ルール」「当日の担当」を明確にしておくと齟齬を減らせます。数量や締切時刻は口頭で終えず、メールで記録化します。請求書は見積と並べて、品目・数量・単価を最終確認します。

同条件の見積取得:フォーマット統一と質問テンプレ

各社に同じ条件で依頼すると差額理由が明確になります。人数・会場候補・移動距離・安置日数・読経回数・数量確定時刻を統一し、表形式で回答を求めます。

  • 依頼フォーマット:
    (1)人数/会場名候補/移動距離(km)/安置日数(◯日)
    (2)式の形式(火葬式/一日葬/家族葬)と読経回数
    (3)数量確定の時刻(例:前日17:00)
  • 質問テンプレ:
    ・プランに「含まれるもの/含まれないもの」一覧
    ・式場使用料の上限と超過時の追加
    ・安置延長とドライアイスの1日あたり費用
    ・搬送の基本距離と超過単価、夜間加算の有無
    ・宗教者謝礼の支払い方法(現金/振込)
  • 提出形式:見積は「品目/仕様/数量/単価/合計」を横並びで。税込/税別の別を明記。

担当体制と連絡手段の合意(応答時間の目安・議事録・窓口一本化)

担当者の当たり外れを抑えるには、連絡ルールの事前合意が有効です。応答時間の目安、代替連絡先、夜間の対応可否を決め、議事録で全員に共有します。

  • 連絡ルール:日中の応答目安(例:3時間以内)、夜間は翌朝まで、緊急時の電話可否。
  • 窓口:当日の家族側窓口1名、事業者側窓口1名を指名。チャネル(電話/メール/チャット)を固定。
  • 議事録:見積変更や数量確定は「日時・担当・変更点」を記録。最新版のみ参照する運用に。

当日運営と精算:数量管理・請求書照合・アフター相談

当日は窓口を一本化し、数量の増減を即時記録します。終了後は請求書と見積を照合し、差分の説明を受けてから支払います。法要や香典返しなどのアフター相談も同時に予定化すると楽です。

  • 数量管理:返礼・料理・待合室など、当日追加は時間と数量をメモ。発注締切後の変更は理由も記録。
  • 照合:請求書の「品目/数量/単価/合計」を見積と突合。税込表記と小計の計算を確認。
  • 支払い:支払先・方法・期限を再確認(カード/振込/分割の可否、手数料の負担者)。
  • アフター:香典返し・法要・遺品整理の案内を受け、必要なら見積の取得日を決める。

チェックリスト(仕上げ)

  • 見積の条件(人数・会場・距離・安置日数・読経回数・締切)を統一した。
  • 「含まれるもの/含まれないもの」を一覧化し、家族で共有した。
  • 応答時間の目安・代替連絡先・窓口一本化を文書で合意した。
  • 当日の数量変動を記録し、請求書で見積と突合した。
  • アフターの相談項目(香典返し・法要・手続き)を整理した。

よくある質問

Q1. 「最悪」と言われる原因は?

A1. 追加費用の想定違いや担当者との連絡齟齬が主因です。見積の「数量・単価・含まれるもの/含まれないもの」とキャンセル・変更規定を事前に文書化すると回避しやすいです。

Q2. 追加料金はどこで発生しやすい?

A2. 式場使用料、返礼品・料理の数量増、安置延長・搬送距離、祭壇の花増量、宗教者謝礼などです。各社で「含まれるもの/含まれないもの」をそろえて比較します。

Q3. 提携葬儀社の品質差はある?

A3. あります。担当体制・式場実績・レビューの新しさを確認し、担当交代ルールや夜間連絡手段まで事前に合意すると安心です。

Q4. 小さなお葬式との違いは?

A4. いずれも紹介型ですが、プラン構成や式場ネットワーク、支払い方法・割引施策が異なります。最終見積(総額)で横並び比較しましょう。

Q5. 支払い方法は?カードや分割は可能?

A5. サービス側の決済と会場・宗教者への直接支払いが混在する場合があります。クレカ・振込・分割の可否と手数料、支払期限を必ず確認します。

まとめ

条件統一の見積・連絡体制の合意・当日記録と請求書照合。この3点を守れば大きな失敗は避けられます。

よりそうお葬式や小さなお葬式などの紹介型サービスは、同じ条件で並べれば違いが見えます。申込前に「含まれるもの/含まれないもの」を書面で確認し、応答時間の目安と窓口を決めましょう。数量や変更はすべて記録に残し、最後に請求書で確認すれば、費用と段取りのブレを最小化できます。